起立性調節障害起立性調節障害症状 ・立ちくらみ ・午前中具合が悪く、午後になると良くなる ・低血圧(立ち上がったとき) ・頭痛、腹痛 ・食欲不振 ・気持ち悪い 起立性調節障害は、思春期の子供がかかる病気です。 小学生の子供も、この病気にかかる場合もあるようです。 精神的な事で、朝、頭痛、腹痛を訴え不登校になる子供がいますが、起立性調節障害の症状も、朝起きたときから頭痛を訴えるので、学校の先生も親も「学校でいじめなどトラブルがあったのではないか」というふうに最初は精神的なものと判断されやすい。 そのために、この病気にかかった子供は症状が悪化し、しかも学校、家庭の親特に親があせって学校に行かなくなった子供をを徐々に精神的にも追い込んでしまう傾向があります。 したがって、起立性調節障害と診断されるまでに時間がかかり、すでに症状が重症化していて学校に行ける状態ではない事があるようです。 実際私の息子の場合、起立性調節障害と診断されるまで1カ月かかりました。 そのころにはすでに、午前中は起き上がることも辛い状態でした。 治療法は、主に病院から処方される「リズミック」という薬があります。 この薬は、朝起きた時、動き始める前に飲む薬です。起き上がったときに血圧が急激に下がらないようにするための薬だそうです。 頭痛がある場合は、頭痛薬も併用して飲みます。 また真面目な子供ほどこの病気にかかりやすい傾向があるみたいなので、精神的にもリラックスしていられるように家庭でも気をつけることがたいせつです。 食事は、温かいものを。 思春期の子供が、風邪薬を飲んでも頭痛薬を飲んでも頭痛が治らない、顔色も悪いと言う時には、この病気を疑ってみてください。 早めの治療が先決だと思います。そして親が決して言ってはならない言葉は、「大丈夫だから学校に行きなさい」だとおもいます。1番に考えなくては子供の体調です。学校は具合が良くなってから行けばいいのです。私はそう思います。 どうか、子供の体の事を1番に考えてください。息子がこの病気になって私が痛感したことです。 |